プライ
Plai · ไพล(プライ)
Zingiber cassumunar
「ハーブボールの主役」
RootHerb Index · RootHerb (rhizome)Plaiไพล
| タイ名 | ไพล |
|---|---|
| 学名 | Zingiber cassumunar |
| 科 | ショウガ科 |
| 使う部位 | 根茎(ライゾーム) |
| 香り | ショウガに似た清涼感のあるスパイシーな香り |
プライとは?
プライ(Zingiber cassumunar)はショウガ科の植物で、タイでは「プライ(ไพล)」と呼ばれます。ショウガに似た清涼感のある香りを持ち、タイの伝統医療では古くから蒸気浴やハーブボールの素材として重んじられてきた、まさにタイを代表するルートハーブです。タイでは鼓腸や下痢のときに用いられ、ほかの薬草と合わせて「薬草ボール」に仕立て、筋肉や関節の痛み、打撲、捻挫の手当てに使われてきたと記録されています。香りの中心はサビネンとテルピネン-4-オールです。
ハーブボールの中心
タイ伝統のハーブボール「ルークプラコップ」は、布にプライをはじめとする薬草を包んで蒸し、身体に当てて使う温熱ケア。プライはその香りと温かみの中心を担い、タイマッサージやハーバルサウナの文化と分かちがたく結びついてきました。査読論文が記録する処方では、プライの根茎が全体の約4割を占める最大の材料です。ヤープラコップと呼ばれるこの温罨法は、タイ伝統医療において筋骨格の痛みをやわらげる手当てとして伝統的に用いられてきたとされます。
♨ ハーバルサウナで
オップサムンプライやハーブボールの定番素材。蒸気とともに広がる清涼感のあるスパイシーな香りは、タイの温浴文化を象徴する香りのひとつです。
🍵 暮らしのなかで
現地ではハーブボールや温湿布として暮らしに根づいています。日本ではまだ希少で、タイ現地研修で本場の香りに出会える機会の多いルートハーブです。
※本ページの記述は各地の伝統・文化の紹介であり、効果効能を保証するものではありません。