伝統を感じる地元のハーバルサウナ
通称「カオランサウナ」。
看板にはタイ語で 「オップサムンプライ」 と書かれている。
これは SAUNA という言葉がタイに入る前から使われていた、
「ハーバルサウナ」を意味する言葉。
「オップサムンプライ」の意味
オップ = 体に蒸気を押し当てる
サムン = 妖精
プライ = 森
森で困ったときに助けてくれる妖精が、
すなわち 薬草=ハーブ であるという考えが根付いている。
男女で分かれるサウナ室
この旅で初めての 男女別のサウナ室。
一歩中に入ると、目が慣れるまで
どこが壁なのかすらわからないほどの蒸気が充満。
強い蒸気と、地元の人々の暮らしの一部として
野太いパイプが4本、
男女それぞれ2部屋に分かれて強力な蒸気を送り込む。
強めの蒸気がしっかり身体を刺激 し、
常連のおじさんたちは奥で立ち、
蒸気をじっくり浴びていた。
水風呂はないが、氷水でクールダウン
大きな壺に氷が入り、
それを浴びることでクールダウン。
思い思いにくつろぐ姿が印象的だった。
女性客の習慣 – スクラブを持ち寄り
女性のお客さんたちは、
好きなスクラブを持ち寄り、
塗り合うのが習慣のようだ。
ヘルシンキ最古の大衆サウナのような空気感
この場所が愛され続けている雰囲気は、
フィンランド・ヘルシンキ最古のサウナ
「コティハルユ」 に似ていると感じた。
旅人の僕らも、そんな温かい空気に癒された。
蒸気を生み出す巨大な窯
男女サウナの真ん中に鎮座する巨大な窯。
その方式は チャロンサウナに近い。
水を供給しながら、
巻きタオルで蒸発を防ぎ、
長時間蒸気を発生させる仕組み。
地元の人々の健康を支えるサウナ
バンコクではほとんど姿を消した、
生活に根ざしたサウナ がここには残っている。
「その土地で生きる人のためのサウナ」
生活の一部として利用され、健康を支えている。
施設を支援する仕組み – 究極のサブスクサウナ
カオランサウナの壁には、
年間500バーツ(約2000円)を寄附したVIP 73名の名前 が並ぶ。
この寄附で施設を支援し、入浴し放題。
地元の人々の生活と健康を支えるシステムが根付いている。
サウナの本質を思い起こさせる体験
サウナは、ただ蒸気や水風呂を楽しむものではない。
ここでは 香りを楽しむ という文化が根付いていた。
五感と直感でサウナを楽しむことの大切さを、改めて感じた。
🌿 2024年11月3日、日本ルートハーブ協会として訪問しました。 🌿
ハーバルサウナの文化を肌で感じ、タイの伝統医療の奥深さに触れる貴重な体験。